クラウンアスリートってどんなクルマ?
1955年に始まった長いクラウンの歴史の中で、クラウンアスリートが登場したのは1987年発売の8代目クラウンです。
乗り心地の良いクラウンロイヤルとの差別化でスポーツ色を強くし、サスペンションを硬くするなどして操縦性を高めています。
2017年現在、街中を走っているのは1999年9月発売の11代目以降のモデルが多いです。このページでも11代目以降について解説していきます。
11代目クラウンアスリート S17#型(1999年 - 2007年)
全長 | 4,820mm |
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全幅 | 1,765mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,780mm |
最小回転半径 | 5.2m |
キャッチコピーは「21世紀へ。このクラウンで行く。」
クラウンアスリートのグレードは「アスリートG」「アスリートV」「アスリート」が設定されました。アスリートVは280ps/38.5kgmを発生する2.5L DOHCターボを搭載しています。
12代目クラウンアスリート S18#型(2003年 - 2008年)
通称『ゼロクラウン』。その由来はキャッチコピーの「ZERO CROWN~かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる~」でした。
全長 | 4,840mm |
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全幅 | 1,780mm |
全高 | 1,450-1,485mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最小回転半径 | 5.2m |
13代目クラウンアスリート S20#型(2008年 - 2012年)
キャッチコピーは「超えてゆく、ブランド。」。
リヤのエンブレムの配置が変更されました。6代目から12代目までは「右側にCROWN、左側にグレード名」でした、13代目から「右側にグレード名、左側にCROWN」となりました。
全長 | 4,870mm |
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全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,470-1,480mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最小回転半径 | 5.2m |
覆面パトカーのクラウンについて
2017年現在、覆面パトカーは13代目クラウンが多いです。
ただし、覆面パトカーのクラウンはクラウンロイヤルがベースとなっていることが多いです。
14代目クラウンアスリート S21#型(2012年 - )
キャッチコピーは「CROWN Re BORN」。発表会では全身ピンクのモデルが登場し、ドラえもんとのコラボが話題となりました。ピンク色のボディカラーは「どこでもドア」をモチーフとしています。
全長 | 4,895mm |
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全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,450-1,465mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最小回転半径 | 5.4m |
クラウンは誰が見ても「クラウン」とわかる外観でしたが、現行モデルはフロントはレクサス同様の大小の台形を重ねたデザインへと変わりました。
また、若草色など、それまでのクラウンの保守的なイメージを覆すボディカラーも存在します。
TOYOTA初となるハイブリッドフルタイム4WD車は、21.0km/L(JC08モード走行燃費)を実現しました。
ミリ波レーダー+単眼カメラ方式の「トヨタ・セーフティー・センスP」を全車標準装備しています。
- プリクラッシュセーフティシステム
- 進路上の車両や歩行者を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突回避操作を補助します。
- アダプティブハイビームシステム
- 夜間走行時に、周囲の明かりの状況によりハイビームで走行可能と判断した場合、ロービームをハイビームに自動的に切り替え、ドライバーの前方視界確保をアシストします。
- ブレーキ制御付レーダークルーズコントロール
- ミリ波レーダーセンサーからの情報によって先行車を認識し、設定車速内で車速に応じた適切な車間距離を保ちながら追従走行できます。