ランドクルーザープラドのグレードは３種類
2009年から販売している現行の4代目ランドクルーザープラド。ライトなランドクルーザーという位置付けでありながら、高い悪路走破性を確保しつつ快適性を重視した設計となっています。（関連：ランドクルーザーとランドクルーザープラドの違いは何？）
駆動方式は全車4WDで6速AT。乗車人数は5人乗りと7人乗りの2タイプがあり、エンジンは2.8Lディーゼルと2.7Lガソリンの2タイプがあります。
そんな現行のプラドは3種類のグレードで販売されています。ベースグレードのTX、快適＆豪華装備のTX Lパッケージ、そして上級グレードのTG-Zです。それぞれのグレードについて詳しく見ていきましょう。
TX
ベースグレードのTX。ベースといえども、インテリアは高級SUVらしい上質なものです。
左右独立して温度調整できるエアコンには、花粉除去タイプのクリーンエアフィルターを装備しています。また、フロントドアガラスには紫外線を約99％カットするUVカットガラスを採用しています。
TXグレードの主な装備
・スーパーUVカットガラス（フロントドア／撥水機能付）
・トルセン®LSD(センターデフ)付トランスファー
・傾斜角モニター＋タイヤ切れ角＋4輪トラクション作動＋デフロック作動表示機能
・アクティブトラクションコントロール＆ダウンヒルアシストコントロール制御＆ヒルスタートアシストコントロール＋ハイドロブレーキブースター(2.8Lディーゼル車)
・マルチテレインABS(2.8Lディーゼル車)
・EBD（電子制動力配分制御）付ABS（2.7Lガソリン車）
・電動ランバーサポート（運転席）
TXグレードの価格
ディーゼル車は60万円以上高くなります。悪路走破性能に関わってくる装備の違いが表れています。
TX Lパッケージ
ベースグレードのTXに快適装備を付けたのがTX Lパッケージです。本革シートやパワーシート、快適温熱シート(運転席・助手席)、クルーズコントロールなどが標準となります。
快適温熱シート（運転席・助手席）
TX Lパッケージの価格
TXと比べて45万円ほどの違いです。
TX-LにあってTXにはない標準装備
・本革巻き4本スポークステアリングホイール＆木目調・本革巻きシフトノブ
・マルチアジャスタブルパワーシート（運転席8ウェイ・助手席4ウェイ）
・快適温熱シート(運転席・助手席)
・クルーズコントロール
・レジスター加飾（クローム＆シルバー加飾）
・LEDヘッドランプ（2.8Lディーゼル車）
・アクティブトラクションコントロール＆ダウンヒルアシストコントロール制御＆ヒルスタートアシストコントロール＋ハイドロブレーキブースター（2.8Lディーゼル車）
TZ-G
上級グレードのTZ-Gは7人乗り＆2.8Lディーゼルのみです。
TX Lパッケージのディーゼル車にプラスαの装備が加わっています。ミリ波レーダー式プリクラッシュセーフティシステムはTG-Zのみのオプションとなっています。
TZ-Gの価格
唯一500万円台となります。
TZ-Gの主な装備
・18インチタイヤ（265/60R18タイヤ＋18×7½Jアルミホイール）
・KDSS（キネティックダイナミックサスペンションシステム）
・AVS＆リヤ電子制御エアサスペンション（パワーステアリング連動）
・トルセン®LSD（センターデフ）付トランスファー
・アクティブトラクションコントロール＆ダウンヒルアシストコントロール制御＆ヒルスタートアシストコントロール＋ハイドロブレーキブースター
あなたはどれを選びますか？
ベースグレードでも高級SUVらしい上質な室内空間を持ちながら、高い悪路走破性能を誇るランドクルーザープラド。
ディーゼル車の悪路走破性能や安全装備・快適装備等とても魅力的なものが多く、予算を考えると悩ましいところですが、それがクルマ選びの楽しいところでもありますよね。
