2010年にジュネーブ国際モーターショーで公開されたスバルXV。3代目インプレッサの5ドアハッチバックをベースに、「インプレッサXV」というクロスオーバーモデルとして誕生しました。
車名の由来は、X(クロスオーバー)+V(ヴィークル)で、都市型クロスオーバーSUVという位置付けです。
現行モデルは2012年から販売されている2代目です。2011年末に発売された4代目インプレッサをベースとしています。
2代目スバルXVはこんな車
「スバル・XV」と車名を改めて10月5日に発売された2代目。都市型クロスオーバーSUVではあるものの、駆動はAWDのみと割り切って発売されました。走行中と停車中で異なる表情を見せる17インチアルミホイールが特徴です。
車体サイズ
最低地上高が200mmと高めの設定ではあるものの、全高は1,550mmに抑えてあるため、ほとんどの機械式立体駐車場に入庫できます。オプションのルーフレールを装着すると全高が1595mmになるため、街乗りメインの方は注意。
全長:4,450mm
全幅:1,780mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,640mm
車両重量:1,380 - 1,390kg(XV)
1,500 - 1,510kg(XV HYBRID)
最小回転半径 5.3m
インテリア
インテリアは黒を基調とした落ち着いた雰囲気となっています。基本的には4代目インプレッサと同じです。
後席の足元を広くとり、アームレストにはドリンクホルダーを配置するなど、ファミリー層にも受け入れられるインテリアとなっています。
室内長:2,205mm
室内幅:1,490mm
室内高:1,205mm
積載性や荷室容量
XVの荷室容量は通常時で380L(荷室長830mm、荷室幅1230mm)。
後列シートを倒すと荷室長1710mmまで拡大します。
後席の居住性を良くしていることもあり、荷室が犠牲になっている感はありますね。競合するCX-3の350Lよりも広く、街乗りメインであれば困ることはないでしょう。
燃費
ガソリン車はJC08モード燃費で16.2km/L。初代と比べて1.8km/L向上しました。
ハイブリッドは20.4km/Lとなっています。
初代と大きく変わったアイサイトの安全性能
初代から大きく進化した点が運転支援システム「アイサイトVer.2」の搭載です。
ステレオカメラで常に前方を監視し、必要に応じて自動ブレーキなどの制御を行う運転支援システム。スバル独自の安全技術で世界的に高い評価を受けています。
XVに搭載されるアイサイトの主な機能
・プリクラッシュブレーキ
・プリクラッシュブレーキアシスト
・AT誤発進抑制制御
・ステアリングアシスト機能
・ふらつき警告
・車線逸脱警報
・全車速追従機能付クルーズコントロール。
※エントリーグレードの「2.0i」にはアイサイトが搭載されません。
価格
スバルXV
2.0i・・・2,289,600円
2.0i EyeSight・・・2,397,600円
2.0i-L EyeSight・・・2,592,000円
スバルXVハイブリッド
ハイブリッド2.0i・・・2,570,400円
ハイブリッド2.0i EyeSight・・・2,678,400円
ハイブリッド2.0i-L EyeSight・・・2,862,000円
ハイブリッドにはヘッドライトの「ブルーインナーレンズ」が装備されます。