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スバル

フォレスターはこんな車!歴代モデルの概要やスペックを紹介します

Forester

高速道路からオフロードまであらゆる走行状況が考慮されたスバル・フォレスター。

高めの車高で悪路走破性を重視しつつ、キャンプ用の荷物を積んでも高速道路を不満なく走れることをコンセプトに誕生しました。

車名の「フォレスター(Forester)」は「森をはぐくむ者」という意味で名付けられています。

初代フォレスターSF系(1997年02月~2002年01月)

初代フォレスターSF系

1995年11月の東京モーターショーにコンセプトカー「スバル・ストリーガ」として出展され、1997年2月に発売されました。

小ぶりなボディにステーションワゴンとSUVを組み合わせたスタイルで、クロスオーバーSUVのルーツとなっています。

悪路走破性の高さと積載性能の高さから、アウトドアユーザーだけでなく、測量や調査などのビジネスユースとしても使われました。

サスペンションは乗り心地を重視し、柔らかめの設定がなされています。

初代フォレスターのスペック
全長 全幅 全高
4,460mm 1,735mm 1,535mm-1,595mm
乗車定員 車両重量 販売期間
5名 1,360-1,430kg 1997年02月~2002年01月

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2代目フォレスターSG系(2002年02月~2007年11月)

2代目フォレスターSG系
2代目モデルは2002年2月12日に登場しました。

外観はキープコンセプトのままに、10kgから30kgの軽量化が図られています。

初代モデルより全長が短くなっています。全長がマイナス10mmとなっており、全幅は変更なし。全高はプラス5mmです。

後席の居住性が悪いというデメリットはそのままです。

グレードは低価格でノンターボの「X」、ノンターボの「X20」、ターボ搭載の「XT」の3グレードが用意されています。装備は限られているXグレードは受注生産モデルでした。

全受注台数の6割がターボエンジンを搭載したXTグレードです。XTグレードは中古車市場でも在庫が多く、高い走行性能でありながら割安感のある価格で狙い目です。

2005年1月27日にフルモデルチェンジ並みの大幅なマイナーチェンジを行っています。

【2005年1月のマイナーチェンジ】
・全車に4輪ディスクブレーキを装着、フロントに2ポットキャリパーを採用して制動性能を向上
・大容量マフラーが装着することで排気音の低減を実現
・NAエンジンは燃焼効率の改善と触媒浄化効率を向上し「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」を取得

L.L.BEAN EDITION

Forester2LLBEAN

2代目フォレスターはアウトドア用品メーカー『L.L .BEAN』とコラボしたL.L.BEAN EDITIONが人気でした。

専用のシートヒーター付き本革シートや、汚れを気にせずに荷物を積む事がマットをラゲッジに採用するなど、アウトドアな趣味を持つ層にターゲットを絞っています。

このL.L.BEAN EDITIONの人気が高かったことから、レガシィアウトバックにもL.L.BEAN EDITIONが設定されました。

STi Version

2代目フォレスターで最もオンロード性能が高いのがSTi Versionです。

高い動力性能に専用の高剛性ボディ、18インチホイール、バケットタイプシート、ブレンボ製ブレーキなど、インプレッサWRX STI譲りの装備でSUVらしからぬオンロード性能を誇ります。

2代目フォレスターのスペック
全長 全幅 全高
4,485mm 1,735mm 1,550mm-1,590mm
乗車定員 車両重量 販売期間
5名 1,320-1,500kg 2002年02月~2007年11月

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3代目フォレスターSH系(2007年12月~2012年10月)

3代目フォレスターSH系
先代まではオンロード重視の設定もありましたが、オフロード重視のモデルに統一されたのが3代目フォレスターです。

ボディサイズが大型化され、それまでのデメリットだった後席の居住性が向上したこともあり、SUVとしての地位を確立しました。

3代目フォレスターのボディサイズ(全長×全幅×全高)
SG系 4,485mm×1,735mm×1,590mm
SH系 4,560mm×1,780mm×1,675mm

主マーケットである北米では高評価を受ける一方、日本の旧型オーナーにとっては大型化に否定的な意見も見られました。

大型化されたものの最小旋回半径は5.4mから5.3mと小径化が図られ、先代と同じ程度の取り回し性となっています。

3代目からサイドアンダーミラーが全グレード標準装備されました。

CMでもオフロード重視の演出がされる

オフロードでの走行性を演出しています。

雪の積もった林道でも走れるCM演出

『雪の積もった林道でも走れる』というイメージを強く押し出したノルウェーでのCM。

日本ではあまり手に入らないBOXER DIESEL仕様です。


こちらは北欧向けのCMです。WRCのレースとTVゲームを組み合わせた演出となっています。

サンダーバードのテーマソングに乗せて登場するフォレスターのCM

日本でのCMはサンダーバードのテーマソングを使ったものでした。走破性よりも乗り心地の快適さを重視した演出となっています。

3代目フォレスターのスペック
全長 全幅 全高
4,485mm 1,735mm-1,780mm 1,590mm-1,675mm
乗車定員 車両重量 販売期間
5名 1,430-1,540kg 2002年02月~2007年11月

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4代目フォレスターSJ系(2012年11月~)

IT化で進化したのが4代目の特徴です。

安全支援装置が充実

Forester4-EyeSight
4代目より、それまで非装備だった運転支援システム「EyeSight(Ver.2)」を標準装備したグレードを設定しています。

全グレードにEyeSightが標準装備されているわけではないことに注意

2015年10月28日のマイナーチェンジでEyeSight(Ver.3)にアップグレードされ、後方・側面もミリ波レーダーによって検知できる「アドバンスドセイフティパッケージ」が装備されました。

【フォレスターに採用された安全支援装置】
・アイサイト(EyeSight)
ステレオカメラで常に前方を監視し、必要に応じて自動ブレーキなどの制御を行う運転支援システム。
Ver.3ではステアリング操作のアシストや誤後進の抑制が搭載されました。

・スバルリヤビークルディテクション
車線変更時や後退時に死角検知機能を使って後側方の警戒を支援するシステム。

・アダプティブドライビングビーム
アイサイトのステレオカメラにより対向車や先行車を検知し、ハイビーム照射範囲を無段階で調整するシステム。

世界五大陸10万キロをキャラバン

2012年11月から2013年11月までの1年間、「究極の実証広告」をテーマに、世界五大陸10万キロをキャラバンする「FORESTER LIVE」が行われました。

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4代目フォレスターのスペック
全長 全幅 全高
4,595mm 1,795mm 1,695mm
乗車定員 車両重量 販売期間
5名 1,440-1,590kg 2012年〜

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