ベストセラーとなった初代ステップワゴンが2001年4月5日にフルモデルチェンジし、キープコンセプトで2代目となりました。
「子供を中心とした家族のバンザイ」というコンセプト通り、子供の視線に立って開発されました。ルックスは初代と同じ様なイメージのままに、全長4,670mm×全幅1,695mm×全高1,845mm~1,860mmとボディサイズが大きくなっています。
基本スペック
全長 | 全幅 | 全高 |
4,670mm | 1,695mm | 1,845mm~1,860mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
2800mm | 1560mm | 1350mm |
乗車定員 | 燃費 | 最小回転半径 |
8名 | 11.8km/L~13.2km/L | 5.3m |
初代ステップワゴンと2代目の違いは?
2代目ステップワゴンは安全性・居住性が高まっています。違いは下記の通りです。
- 2代目ステップワゴンは全長と全高を伸ばし、室内長を延長することで居住性が高くなりました。
- ボディサイズが大きくなってはいるものの、最小回転半径は先代よりも0.3m短い5.3mとなり小回りがきくようになりました。
- 初代にあった2列5人乗り仕様が廃止され、2代目全てのグレードで3列シート8人乗りとなっています。
- 燃費は初代の10.6km/L~11.2km/Lから11.8km/L~13.2km/Lとなっています。
- ステップを45mm低床化し、子供や高齢者の乗り降りが楽チンになっています。また、ステップを低くしたことで室内高も伸びました。
- ボディが側面衝突や後面衝突にも対応し、安全性が向上しています
- 初代で好評を得た『回転対座』を補助席なしで出来る
- 上級グレードはパワースライドドアが標準装備
- 3列フルフラットシートを実現
3列フルフラットシートを実現したことにより「遊(対座モード)」「食(レストランモード)」「寝(3列フルフラットモード)」「積(カーゴモード)」の4つのモードに対応することになりました。
若者向けのスパーダシリーズが登場
2003年には黒を基調としたインテリアの「スパーダ」シリーズが登場しました。こちらは全幅が1.7mを超えるため、3ナンバー登録となります。
フロントマスクやバンパーのデザインを変更し、通常のステップワゴンがファミリー向けなのに対し、スパーダは若者向けのちょっとヤンチャな感じを出しています。