ミドルサイズのミニバンは「ステップワゴン」「ヴォクシー&ノア」「セレナ」の3車種が上位を独占しています。高い実用性で人気を集めただけに、常にライバル車との開発競争に挑んできました
今回はそんな厳しい競争を展開しているステップワゴンとセレナを比較します。
ステップワゴンとセレナのスペックチェック
現行のステップワゴンは2015年4月に発売された5代目、現行セレナは2010年11月に発売された4代目です。
ステップワゴン 概要・スペック
全長:4690mm
全幅:1695mm
全高:1,840mm
室内長:3220mm
室内幅:1500mm
室内高:1425mm
車重:1650kg
JC08モード燃費:15~17km/L
ホイールベース:2,890mm
最小回転半径:5.4m
セレナ概要・スペック
全長:4685mm
全幅:1695mm
全高:1,865mm
室内長:3060mm
室内幅:1480mm
室内高:1380mm
車重:1,600kg
JC08モード燃費:12~16km/L
ホイールベース:2,860mmmm
最小回転半径:5.5m(15インチタイヤ装着)、5.7mm(16インチ)
ステップワゴンの小回りの良さがポイント
どちらも全長と全幅は5ナンバーの限界に近いサイズです。特筆すべきは、ステップワゴンはホイールベースが長いのに小回りが利く点です。
ステップワゴンの最小回転半径が5.4mなのに対し、セレナは15インチタイヤ装着でも5.5mです。
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違いは2列目シート。セレナはベンチシートですが、ステップワゴンはセパレートタイプです。先代ステップワゴンはベンチシートで、現行モデルもオプション設定でベンチにすることができます。
3列目シートは好みが分かれるところです。ステップワゴンが少し硬めな印象ですが、セレナは少し厚めでクッション性が高いような感じがあります。足元の広さはどちらも十分に確保されているため、窮屈することはないでしょう。
積載性について
ステップワゴンは3列目シートを左右独立して床下に格納することができますが、2列目を畳む機能がありません。
シートアレンジのバリエーションはセレナの方が多彩です。2列目シート中央を移動させることができるため、14通りのシートアレンジが選べます。
乗降性はステップワゴンが有利
乗り降りのしやすさでは低床設計のステップワゴンが一歩リード。スライドドア部分の床面地上高は、ステップワゴンが390mm~に対し、セレナは450mm~です。床の高いセレナはサイドステップを備えています。
現行のステップワゴンに備えられた、縦開き式のリアゲートに横開きのサブドアを組み合わせた「わくわくゲート」は、3列目シートの乗降性をアップさせています。
ステップワゴンは左側の電動スライドドアが標準装備されています。
おわりに
どちらもメーカーが力を入れて開発している車種ですが、同じ値段であれば4年後発のステップワゴンの方が割安感があります。
ステップワゴンの方が燃費も良く小回りが利き、「わくわくゲート」のお蔭で乗降性や積載性に優れています。
とはいえ、セレナも2010年のフルモデルチェンジで大きく進化した経緯があり、とても高い完成度を誇るモデルです。セレナを購入する際は、ステップワゴンを引き合いに出して値引き交渉したいですね。
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